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2015/09/26

米沢織

20150925loom2

日本色彩学会全国大会に参加するため、山形県米沢市の山形大学工学部に行っていました。初日には、米沢織の工場を見学しました。動画は織機の動いているところです(写真をクリックすると動画を表示します。動画が1秒しかないのは、ストレージが足りなかったためです(汗))。

織物は、平行に並べられた経糸(たて糸)を上下にずらして隙間をあけ、緯糸(よこ糸)の巻かれた糸巻きである「杼(ひ)」をその間に走らせて緯糸を通して作ります。世界史の時間に、産業革命の始まりは「飛び杼」の発明から、という話がありましたが、飛び杼とは、それまで手で渡していた杼を「飛ばす」ことですばやく緯糸を通すしくみです。このしくみは現在も変わっておらず、この織機でも杼は左右からハンマーで打たれて往復します。なお、杼は英語で"shuttle"で、「シャトルバス」のように往復する乗り物等に使われる「シャトル」とは元々これのことです。

上の写真で、照明の奥(青い矢印)にあるのは、経糸のどれを上下させるかを指示するパンチカード(紋紙(もんがみ)といいます)で、カード1枚が緯糸の1ストロークに相当し、杼が動くごとにカードが1枚読み込まれます。このように経糸の複雑な動きをプログラムしておくことで、いろいろな種類の複雑な模様の布を織ることができます。「プログラマブル」な機械の源流ともいえるものです。

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