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2013/07/08

ストラヴィンスキー

けいはんなフィルの次回演奏会(12月8日)では、前半のプログラムに、ストラヴィンスキーの作品から「サーカス・ポルカ」と「バレエ音楽『妖精の口づけ』からのディヴェルティメント」の2曲をとりあげます。この2曲では、首席奏者を務めることになりました。実は、学生合同オケ等では経験がありますが、毎週練習する「常設のオケ」で首席をするのは初めてです。

この2曲は、管楽器のソロが大活躍する曲です。こういう曲をやると、学生時代のことを思いだします。

私が初めて弾いた交響曲は、大学2年の夏の、ショスタコーヴィチの交響曲第9番でした。ご存じの方も多いとおもいますが、この曲も管楽器、とくに木管楽器のソロが大活躍する曲で、また「ディヴェルティメント風」ともいわれています。(それが、「第9」ということで重厚壮大な交響曲を期待していたスターリンの逆鱗に触れ…というのも有名な話ですね)

コントラバスを始めてようやく1年の私には、大変な曲でした。ソロ曲のような広い音域、とても歌えないようなとりにくい音程、早いテンポで連続する3連符の頭抜きなどの複雑なリズム…さらに、2年生の間は楽器の運搬係もしていて、私たちのオケは練習場が学内になかったため,毎週末の練習で楽器運搬の手配をする必要がありました。演奏会を迎えるころには、もうヘロヘロでした。

ところが、演奏会が終わってみると、称賛されるのは管楽器のソリストばかり。そりゃ彼らは大変だろうとは思うけれど、自分だってこんなに苦労したのに、弦楽器は「ヒーローの引き立て役」なの?オーケストラって、こんなにつまらないものなの?と僻んでしまいました。ましてや、(前に書きましたが)自分の音楽への関心は、クラス対抗合唱コンクールでピアノを弾く人、つまり「その他大勢ではない人」へのあこがれから始まっているので、結局自分はそうはなれないんだ、とがっかりしてしまいました。

その次(大学2年の冬)の演奏会は、ベートーヴェンの「運命」でした。こちらはコントラバスが大活躍する曲です。しかし、一度ショスタコーヴィチの9番で染み付いた思いは、簡単にはとれませんでした。先輩や同級生に、自分の悩みに答えやヒントを出してくれる人もいなかったし。ようやく納得してきたのは、4年生のときにベートーヴェンの「英雄」をやってからでした。もしも、2年生のときの夏と冬の曲目が逆だったら、学生時代のオケに対する思いは、だいぶ違っていたかもしれません。

幸い、今回の演奏会では、後半はドヴォルザークの交響曲第4番を演奏します。こちらは弦楽器が大活躍で、とてもバランスのとれた選曲になっています。ぜひみなさまご来場いただければ幸いに存じます。

ところで、「サーカス・ポルカ」のコントラバスの楽譜ですが、

20130708circus

(つд⊂)ゴシゴシ

あれ、コントラバスにもSoloが。

がんばります(汗…まあ一瞬ですけど(2回だから二瞬か))

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