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2013/01/03

スーパージェットと音戸の瀬戸

今日は、午後広島を出て松山に行き、温泉に入って夕食をいただいて、夜には広島に帰ってきました。こんなことができるのも、高速船「スーパージェット」のおかげです。これを使うと、広島港—松山観光港はわずか1時間8分で、フェリーの半分以下の時間で到着します。

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スーパージェットは、日立造船製の双胴型ウォータージェット推進船で、双胴の間には水中翼を備えており、水中翼と船体の両方に浮力を得る仕組みになっています。今日の往路に乗ったのは石崎汽船の「瑞光」でした。「瑞光」は吉兆を表す光のことで、オリンパスのカメラの「ZUIKOレンズ」もこの言葉から来ています。

32ノット(約60km/h)の高速で航行するスーパージェットですが、どうしても減速しなければならないのが、広島から出発すると呉の先にある「音戸の瀬戸」です(地図)。ここは、平清盛が開削させたといわれており、工事の時に清盛が扇で夕陽を呼び返して日没を遅らせた、という伝説のあるところです。

(以下、写真をクリックすると動画を表示します。Please click the photos below to show movies. ガラスの汚れのほうにピントが合ってしまっていて見づらいですがご容赦ください。)

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スーパージェットが音戸の瀬戸にさしかかると、エンジン音が静かになって急減速します。写真の橋は、今年春に開通予定の「第2音戸大橋(仮称)」です。上の「地図」には出ていませんが、航空写真に切り替えると、地図にない橋がかかっているのが見えます。

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音戸の瀬戸の出口。船はここから左に旋回し、動画で左奥の方向に進んで行きます。

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音戸の瀬戸を後にして、ここから旋回します。

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旋回が終わると急加速し、あとは松山まで広い海域を航行して行きます。

高速船は、最高速度以外に、加減速性能もふつうの船よりもずっと優れていることが、所要時間短縮に貢献しています。ふつうの船は、港の入口に着いてから岸壁につけるまでに意外に時間がかかりますが、高速船はバスのようにスムーズに到着します。

高速船はまさに「海の新幹線」で、高速列車に匹敵する技術だと思うのですが、いまひとつ注目を集めないのは、恩恵を受ける人数が少ないのと、燃料費が高く採算が合いにくいからでしょうか。

【参考】 2009年12月31日

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