« 人間洗濯機 | トップページ | レトロ「風」電車 »

2008/02/07

10年後の真実・38年後の真実

20080207hitachi

昨日の記事に出てきた大阪万博回顧展にあった,日立グループ館の模型です.

ここの売り物は,飛行機の操縦が体験できる「フライトシミュレータ」でした.これは私にも記憶があって,長い時間並んだ末に,兄と一緒に操縦席につきました.ところが,うまく操縦したつもりだったのに,着陸に失敗して画面が真赤になり,兄が「えー???」と不満を言っていたのを覚えています.

それから10年ほどたったある時,家に万博のパンフレットがあるのに気づき,ふと見てみると,このシミュレータの説明がありました.実は,16機あるうちの1号機と16号機だけが本当のシミュレータで,あとの14にはただ映像が映っているだけだったのだそうです.10年後に気づいた真実に,かなり,かなりがっかりしました.

それもそのはず,このフライトシミュレータ,なんと巨大な飛行場の模型を,操縦者の操作で移動するカメラが撮影するという「実写」だったのです.このことは,この記事を書こうとしてネットを検索し,「EXPO '70を偲ぶ」というサイトの,このページで知りました.38年後の真実,でした.

それにしても,コンピュータグラフィクスなどなかった時代に,こんな方法で人工現実感を作り出そうとしたことに,大いに感動しました.「10年後の真実」以来のがっかり感は,今日,少しだけ解消しました.

(なお,当時の見学コースでは,シミュレータを体験した後,この巨大模型を見学するようになっていたそうですが,こちらは全く覚えていませんでした.)

« 人間洗濯機 | トップページ | レトロ「風」電車 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 人間洗濯機 | トップページ | レトロ「風」電車 »

浅野晃のサイト

無料ブログはココログ