昨日の「体重計り屋さん」の写真の、ひとつ前のコマに写っていた写真。地下鉄「1905年通り」駅です。ショスタコーヴィチが好きな方には嬉しい写真(?)
数字の入った駅名というと、日本だと地下鉄に「◯丁目駅」がよくあります。微妙なことですが、東京は「本郷三丁目」のように漢数字で、ローマ字は 「Hongo-sanchome」と音写です。札幌は「南郷7丁目」のように算用数字で、ローマ字は「Nango nana chome」とやはり音写。一方、大阪は「谷町四丁目」のように漢数字ですが、ローマ字は「Tanimachi 4-chome」と数字のままです。
ローマ字で書いた時に、読み方がわかるほうがいいのか、数字の意味がわかるほうがいいのか。モスクワでは、ローマ字でも「Ulitsa 1905 Goda」と数字のままです。「ウーリッツァ・トゥィシチャ・ヂヴィヂソート・ピャータヴァ・ゴーダ」くらいの発音です。
ところで、札幌でおもしろいのは、「南郷7丁目」のローマ字は「Nango nana chome」と切って書いてあるのに、「南郷18丁目」のローマ字は「Nango juhatchome」とつながっていること。「じゅーはっちょうめ」だと切れ目が入れられないから?
(札幌市営地下鉄の英語版路線図はこちら)
先日演奏した、ショスタコーヴィチの交響詩「十月」は、ロシア十月革命の50周年を記念して作曲されたものです。
1990年に私がモスクワにいたころ、モスクワの中心部に「十月革命50年広場」というのがありました。ある日そこに行ってみると、多数の警官が列を作っていました。すると、みるみる間に群衆が集まって大集会が始まり、私もそこに巻き込まれてしまいました。
広場前のホテルモスクワのバルコニーでは、主催者が演説をしていました。横断幕には、「エリツィン(ロシア共和国最高会議議長)とゴルバチョフ(ソ連大統 領)のプログラムにイエス」「ルイシコフ(ソ連首相)の連邦内閣にノー」と書かれています。この「プログラム」とは、当時発表された「市場経済移行500 日プログラム」をさしています。
十月革命50年広場は、ソ連崩壊後に元の名前の「マネージュ広場」になり、庭園と地下街が作られています。(グーグルマップはこちら)
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